コラム
Update at: 12/02/01
2012.1.28 富岡町役場 除染レポート 完結
検問所とその付近の牛の群団
心の準備もまだなのに、目に入ってきたのは検問所.
日本全国から駆けついている警察官が検問や巡回警備を行っている。ここまで来る途中も多くのパトカーとすれ違った。検問所では、運転免許証はもちろんのこと通行許可書が必要で、ここに来た目的などを簡単に伝え無事通過することができた。
検問所から5分ほどしたところで、枯れ草を食べている牛の群団を発見。数としては10頭くらい。牧場から放たれた野牛たちと思われる。遠くてはっきり分からないが、背中や腹の肉は落ちやせ細っているようだ。ただ、枯れ草は豊富にあるので食いつなぐことはできそう。帰り路でも別の牛群団を見かけた。こちらもやはり10頭弱のかたまりだった。
目的地である富岡町に到着
8時40分、富岡町役場に到着。すでに創生ワールドの社員や作業班”Ｆ・Kクリーンいわき”のメンバーは到着しており、実験作業の準備に取りかかっていた。
実験作業の関係者全員がそろったところで、創生ワールドの社長から作業手順の説明があった。
今回の除染方法は、内面を特殊加工したミキサーにクリーニング用補助資材と界面活性効果が高い機能水（創生水）を入れ、約1時間撹拌するというものだ。本来は30分を3回、途中で水を注入するのが良いとされているが、今回は時間の都合で1回につき1時間の撹拌実験となった。
●除染についての報告はこちらのページへ・・・除染活動「富岡町役場 玉砂利の除染実験①」
●以前の記事はこちらへ・・・2012.1.28 富岡役場 除染レポート①
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